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ディズニーリゾートの最高の祝福の話

今年で21歳になるのですが、先日、生まれてはじめて東京ディズニーリゾートに行きました。というのも、既に何度かディズニーに通っている友人が誘ってくれて、諸々の手続きなどを全部やってくれたので、バケーションパッケージで一泊二日、遊び呆けました。友人、その節は何もかもありがとうございました。わたしはこういうのを人任せにしがちだし、旅行も無計画なタイプなので本当に助かりました。

正確には小学生の頃にディズニーシーに行ったことがあるはずなのですが、事実上の前世なのでノーカンです。まだ自我と情緒がなかったので。

 

で、ディズニーリゾートに行った結果なんですが、ハチャメチャに泣きました。全部のショーで泣いたし全部のパレードで泣いたし、なんなら「祝福」とすれ違うたびに泣きそうでした。

 夢と魔法の王国・ディズニーランドと、冒険とイマジネーションの海・ディズニーシー。そこには無限の祝福がありました。ディズニーに行ってはじめてわかったんですけど、「歓迎」とはすなわち「祝福」なんですね。ようこそとかウェルカムとか、生まれてきてくれてありがとうとかハッピーバースデーとか、そういう「あなたを歓迎します」という態度は、他でもない自分という存在への承認であり祝福です。ディズニーリゾートは、そこに訪れるすべてのものが祝福される場所でした。こんな最高の場所ある? 愛に満ちすぎている……。

 

わたしはプリキュアが大好きで、よく『魔法つかいプリキュア!』に登場するモフルンというクマのぬいぐるみと一緒にお出かけしているのですが、入場時の荷物検査のときに「お友達をすこしどかしてもらえますか?」と言ってもらえてとても嬉しかったです。ディズニー以外のぬいぐるみも祝福してもらえるんですね。ありがとうございます.

 

プリキュアついでの話なんですが、わたしは時々プリキュアショーにも行ってハチャメチャに泣いていて、それについても以前ブログを書いてるんですけど、

on-a-wet-night.hatenablog.com

 

やっぱりディズニーもめーーーーちゃめちゃ最高でした。ここは夢と魔法の王国なんだ、とか、ここは冒険とイマジネーションの海なんだ、とか、そういう、その場にいる人間みんなの合意によって形成される夢みたいな真実が何よりも好きで、そしてその真実が子供たちに素敵な体験をさせてくれている光景があんまりにもうつくしくて、感無量でした。

 

合意によって真実を形成するプロセスこそが人間に使える魔法だとわたしは思っています。だから、たとえばサンタクロースだとか、あれは蓋を開ければ嘘だけれど、それを真実にする営み、つまり「まぼろしを信じること/信じさせること」は、お約束であり、それこそが魔法なのです。

ディズニーリゾートの「信じさせる力」は強大な魔力であり、それは我々さえも魔法つかいにしてくれるのでしょう。こういうことを言ってしまうのも無粋ですが、ディズニーの魅力を語るのならどうしても言わずにいられませんでした。

 

取り敢えずこの気持ちは残しておきたいと思ったので、短いですが残しておきます。ありがとうディズニーリゾート……きっと絶対また行きます。

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